「街角饅頭店 吉祥天」邱さんの粉食教室～塩ねぎ花巻饅頭～

現在、熊本へ移転準備中の「街角饅頭店 吉祥天」。台湾の夜市で食べられるような屋台グルメ＆ドリンクを提供するテイクアウト専門店です。店主の邱 任遠（キュウ レンエン）さんは台湾の屏東出身、無類の“粉食”（小麦粉などを使った料理）好きな邱さんが作る「饅頭」(マントウ）は、ほかでは味わうことのできない一品です。

粉食のスペシャリスト邱さんに習うのは「塩ねぎ花巻饅頭」。老麺で作った饅頭は、きめがとっても細かく、なめらかでしっとり。老麺とは何千年もの間、中国で受け継がれ、添加物をいっさい使わずに、水と小麦粉だけで作った天然酵母のこと。じっくりと時間をかけて発酵させる邱さんの饅頭は必見です。今回は塩味が効いた生地に、刻んだねぎをたっぷり入れて生地に練りこみ渦巻きのような花巻の形に成形します。
家庭でもチャレンジしやすいよう邱さんが、老麺（天然酵母）の作り方、生地のこね方などのポイントをていねいにご紹介。作り方と工程をしっかりデモンストレーションでお伝えします。
さらに、切り干し大根使った風味豊かな「干し大根の卵焼き」、台湾の朝ごはんの定番・豆乳をおぼろ豆腐状に固めた豆乳スープ、鹹豆漿（シェンドウジャン）もデモンストレーションでご紹介。試食では蒸したての饅頭に卵焼きをはさんで食べていただき、鹹豆漿は邱さん特製の揚げパン（レシピは非公開）つきでご用意します。邱さんが誘うめくるめく粉食の世界をぜひお楽しみください！