撮影/新居明子(『"だし"を使わなくてもおいしい煮もの』主婦と生活社)
京都の日本料理店での修業経験を持つ人気料理家の吉田愛さん。この秋に、昆布やかつおぶし、煮干しなどでひく「だし」を使わず、食材の組み合わせと、それぞれが持つうまみを上手に引き出して作る、煮ものの本を上梓されます。
そこで、「煮ものといっても、和風だけじゃないんですよ」という愛さんに、和食のほか、洋風、韓国風、中華風など5つの煮ものの作り方とポイントを教えていただきます。
メニューは、メインも張れる煮ものとして、韓国風「カムジャタン」、中華風「鶏胸肉と白菜のとろとろ中華煮」を。副菜には、手軽に作れる和風の「かぶの鶏そぼろ煮」、「ごぼうと干しいたけの炒り煮」と、洋風煮ものの「ハムとカリフラワーのクリーム煮」を作ります。子どもから大人まで大好きなクリーム煮の基本もお伝えします。素材の合わせ方、切り方、下ごしらえのしかたなど、基本をしっかり覚えましょう。
秋から冬の定番野菜も吉田さんのひと工夫で、さらに味わいがアップする一品料理に早変わり。毎日のごはんや、家飲みメニューにもぴったりです。
お手製のデザートも含め、全6品の料理と愛さんセレクトの日本酒を合わせていただきましょう。
※この講座は実習がありません。