撮影/左上・左下・右上:ドウェル恵子(『ボストンから、ニューイングランド地方の旬ごはん』イカロス出版)
2000年からアメリカ・ボストンに移り住み、ニューイングランド地方の四季の暮らしと料理を、紹介したレシピ本が昨年6月に発売になったサリバンよしこさん。今回も、サリバンよしこさんの帰国のタイミングに合わせ、コトラボレッスンが決定!
ニューイングランド地方の料理は、かつてイギリスの植民地だった背景から、ヨーロッパの伝統的な食文化が根づいているとともに、この地域ならではのカジュアルな料理も見逃せません。3月に入るとサリバンさんの住むボストンは、長い冬を乗り越え、待ちに待った季節「春」が到来。日本と同様に四季があり、自然豊かなボストン。コトラボ講座では、イースター(復活祭)をテーマに、春の食材を使ったニューイングランドの料理を習います。
今回のメニューは、イースターでは代表的なのラム料理「ハーブクラストラックオブラム」。レモン、タイム、ローズマリー、イタリアンパセリなどいろいろなハーブをきかせたパン粉ころもを肉にまとわせてグリルした料理で、ラム特有の香りを抑え、さらにうまみもアップさせます。つけ合わせには、「ローストポテト」や「ベビーリーフとホワイトバルサミコ酢のサラダ」を添えてめしあがっていただきます。さらにミントとグリーンピースの組み合わせもイースターのディナーにかかせない食材。「ミントとグリーンピースのスープ」と、イースターのシンボル・卵で春らしいおしゃれな前菜「デビルドエッグ」の作り方もご紹介します。
デザートはよしこさんのスペシャリテで、このケーキのファンも多い「キャロットケーキ」を。 サリバンさんのレシピは、本格的な料理をボストンでも、日本でも手に入る食材で作りやすくアレンジしています。「レッスンでは友人や家族に特に好評だったものを選びました。久しぶりのレッスン、いっしょに楽しみましょう!」とよしこさん。
ボストンで暮らすなかで生まれたレシピや魅力的なテーブルスタイリング、こだわりも含めてアメリカでの暮しや食のこだわりなどのお話をたくさんお聞きします!
※キャロットケーキのデモンストレーションはありません。レシピの配布はございます。