青山翠さんのタルト・モンブラン・オ・ミルティーユ～２つのモンブラン味比べ～

ふだんはフランス南西部・ボルドーに暮らし、ナッツが実る森に囲まれた自然豊かなアトリエで、お菓子教室を主宰している青山翠さん。ミドリーヌこと青山翠さんによる、秋にぴったり、栗を使ったスペシャルお菓子レッスンです。

青山さんに習うのは、「タルト・モンブラン」。特製の栗のペーストを雪山に見立てて高く絞るのでモンブランと呼ばれるこのお菓子は、フランス東部の秋冬のスペシャリテ。甘いクリームの中にほんの少しフルーツの酸味をしのばせるのがフランス風なんだとか。
今回、タルト生地も、栗やクリームなどの甘いさに負けない、しっかり堅めのアーモンド粉入りのシュクレ生地をご紹介します。マロンクリームの内側には、生クリーム、カスタードと生クリームを合わせるディプロマットクリーム、その中にはアクセントとして栗の渋皮煮もぜいたくに使います。仕上げにもこだわり、ブルーベリーの「青」とメレンゲの「白」が映えるパリのパティスリー風の美しいデザインに仕立てます。一度はチャレンジしてみたいあこがれのモンブラン、ミドリーヌといっしょにお菓子作りを楽しみましょう！

実習のあとは、ミドリーヌの作るもうひとつのモンブラン、カップ・ジェノワーズをベースに各種クリーム、栗の甘煮の黄色いペーストを絞る「昔風のモンブラン」のご試食も。ぜひ日本風、フランス風2種類のモンブランの味比べをお楽しみください。お菓子作りの味の組み立てや、発想のポイントもたっぷりと伺う秋のスペシャルレッスンです。