撮影/松元絵里子(『フライパンとトースターで焼ける平らなパン フラットブレッド』文化出版局)
ロンドンや東京のレストランに勤務し、アラブの料理やお菓子を学ぶため、一念発起してシリアやエジプトに移り住み、シリアの首都・ダマスカスでさまざまな食を学び、研鑽を重ねたアラブ料理研究家・小松あきさん。今回は、アラブ食文化圏でよく食べられている平らなパン・フラットブレッドの魅力を紹介する本が出版されたばかりのあきさんと、フラットブレッドを作り、アラブのおかずを楽しむ会を開催します!
今回は、基本の発酵生地のフラットブレッドで作る「ポケットパン」を習い、実習します。ポケットパンは、どんな食事にもぴったり、薄めに伸ばせばラップサンド、ふっくら厚めにすればピタパンになる自由なパン生地。覚えれば、小麦の香り豊かな焼きたてパンをいつでも食べられるのが魅力です!
そのまま食べてもおいしいフラットブレッドですが、肉料理や卵、豆料理などとも相性抜群。試食時は、小松さんが作る、アラブの朝食の定番卵料理「シャクシューカ」、シリアやレバノンで食べられているファストフード「チキンシャワルマ」を合わせ、アラブのサンドイッチを再現します。さらに、サウジアラビアやイラクなどの「クリージャ」という、カルダモンがきいたビスケットをイメージにアレンジしたおやつ感覚の「黒糖&カルダモン フラットブレッド」もおめしあがりいただくスペシャルレッスンです。
なかなか行けないアラブ圏の雰囲気や食文化、パン&お菓子事情などもたくさんお話いただきますので、ぜひお楽しみに♪