撮影/木村拓(東京料理写真)(『余った野菜ですぐできる 食べきり 漬けもの』朝日新聞出版)
コトラボでも大活躍の料理研究家・重信初江さんは、漬けもの名人。韓国料理では季節ごとに水キムチや白菜キムチ、オイキムチなどを仕込んだり、ふだんから冷蔵庫に残った野菜を見つけては、ぬか漬けや浅漬けにしたりと、じつにバラエティ豊か。そんな重信さんが余った野菜を有効活用して作る、手軽でおいしい漬けものの本が一冊に。「レシピは、作って数時間で食べられる浅漬けが基本。手間なく食卓に一品プラスできるばかりか、野菜を食べる習慣もつきますよ」と重信さん。そこで7月は、夏本番を前に一人5種類の浅漬けを仕込み、お持ち帰りいただく講座を開催します。
実習するのは、「きゅうりカリカリ」「えごまのしょうゆ薬味づけ」「ゴーヤーのコチュジャンみそ漬け」「新しょうがの甘酢漬け」「根菜ピクルス」の5種。漬け方も味わいも食感も異なるラインナップだから、ご自宅で思いきり楽しんでいただけます。
試食時には、重信さんが仕込んだ5種の浅漬けの試食と、浅漬けを料理にアレンジした「ゴーヤーのコチュジャンみそ漬けと鶏肉の炒めもの」をメインにしたご飯セットをおめしあがりいただきます。暑さに負けない体をキープするには、毎日の食事をしっかりとることが大切。漬けものの食感でリズミカルに食べ進め、野菜も補えていうことなし! 浅漬けの味のバリエや展開メニューなど、活用法もいろいろ教えていただきます!