ヤスダ屋・安田花織さんの日々の韓国料理～冬の温かな料理～

在日韓国人の祖母と、農家をしている日本人の母の味、２つの豊かな食文化に触れながら育ち、現在は国内外を旅して、その土地に根ざした独自の食文化や発酵食を探求しているヤスダ屋の安田花織さん。12月は、冬の食材を楽しむ温かな韓国料理レッスンです。 

根菜類の甘さが増しておいしくなってくるこの季節。今回は、大根やねぎなどを中心に、「カクテキ（大根のキムチ）」や、安田さんがぜひ、作ってほしい！ という韓国式の「クルムパプ（かきと大根の炊き込みご飯）」をご紹介します。
また年末年始は、慌ただしさや寒さで体調をくずしやすい時期でもあります。そんなとき、疲労回復効果の高い牛肉や免疫力を上げてくれる発酵食品みそで、「ソコギテンジャンチゲ（牛肉のみそチゲ）」や、風邪予防にも効果的なねぎを使ったヤスダ家の定番だれ、「ねぎのヤンニョム醤」、お正月や名節チュソクなどでも欠かせないジョンの一つ、豆腐を使った「トングランテン（ひき肉と豆腐のジョン）」も合わせてご紹介します。トングランテンは、豆腐がたっぷりで重たすぎず辛くもないので韓国では万人から愛されている副菜です。
そして実習では、旬の大根がたっぷり食べられるヤスダ屋特製の「カクテキ」を仕込んでお持ち帰りいただきます。作り方をマスターすれば、大根のおいしい冬に、いつでも作れるようになりますよ！
冬を楽しむ、安田花織さんの日々の韓国料理レッスンをどうぞお楽しみに♪