スイス・ドイツ菓子 こしもとに教わる～キルッシュクーヘン～

西武新宿線の都立家政駅に店を構える「スイス・ドイツ菓子 こしもと」。オーナーシェフの腰本祐二さんは、ドイツ菓子のマイスター、ゴッツェ氏より、レシピや技を受け継ぎ、伝統的な製法にこだわってお菓子を作り続けています。７月は腰本さんに、ドイツ語で「さくらんぼのケーキ」と言う意味の「キルッシュクーヘン」を教えていただきます。

「キルッシュクーヘン」は、チェリーがたくさん出回る時期にぜひ作りたいケーキ。土台の生地は、ホロッとした食感が特徴のドイツのパウンド生地「ザントクーヘン」。ドイツの家庭ではポピュラーで、人気のある基本的な生地です。そこにたっぷりのアメリカンチェリーを加え、表面にバター、砂糖、小麦粉を混ぜて作ったシュトロイゼルをふりかけてオーブンで焼き上げます。生地とトッピングのサクサクとした食感の違いや、甘酸っぱいチェリーの魅力を存分に楽しめるケーキです♪
腰本さんが家庭でも作りやすいように、何度も試作を重ねたレシピは失敗知らずの感動もの。試食時には、おいしいものを作りたい！　とこだわる腰本シェフの伝統菓子、郷土菓子への想いなどお話もお聞きします。