吉川文子さんに教わるフランス伝統菓子～ガレット・デ・ロワ・ショコラ～

洋菓子教室 「Kouglof」を主宰し、伝統的なフランス菓子をベースに、手軽に作れるレシピを数々提案されている吉川文子さん。今回は吉川さんに年始を祝うためのフランス伝統菓子を教えていただきます。
陶器製の人形（フェーヴ）が入った、ガレット・デ・ロワと呼ばれるフランス伝統菓子。1月6日の「公現祭」を祝うためのお菓子で、切り分けたピースにフェーブが入っていれば、「その日は王様（女王様）になり、その幸運が1年続く」といわれる、縁起のいいスイーツです。今回教えていただくのは、ショコラ風味の吉川さんオリジナルのガレット・デ・ロワです。ココアのパイ生地でチョコレート入りのクレームダマンドを包んで、しっかりと焼きこむことで、ざくざくと香ばしい食感に。パイ生地はココアが入ると生地がしまって伸ばしにくくなるため、水分量と折り込みに一工夫しています。 チョコレート入りのクレームダマンドはしっとり感が増し、口溶けが抜群です♪ 
実習では、一人ずつガレット・デ・ロワ・ショコラの成形をし、表面に美しい模様（レイエ）の飾り包丁に挑戦していただきます。ショコラ風味の吉川さんオリジナルのガレット・デ・ロワ・ショコラで新しい年を迎える準備をしましょう！